安全配慮義務を負うのは誰?
安全配慮義務の責任を負うのは、雇用契約上の雇い主である法人や個人事業主です。実際に法人を運営するのは工場長・部長・課長・係長等であり、これらの現場の管理監督者は安全配慮義務の履行補助者とみなされます。履行補助者に故意・過失があったときは、使用者に故意・過失があったとみなされて使用者が責任を負います。
中災防編「経営者の労働災害防止責任 安全配慮義務Q&A」より